DCT-MAGAZINES
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disc-us [ディスカス]
vol.5 2002.09発売
IT'S ALL ABOUT LOVE特集

disc-us vol.4

IT'S ALL ABOUT LOVE
serial code:DCTR-5001 / date of sale:2002.09.19
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IT'S ALL ABOUT LOVE
SAY IT
IT'S ALL ABOUT LOVE-acoustic version-
SAY IT-acoustic version-

p1

「いいフィルムにはいい音楽を」
DREAMS COME TRUEはフィルムに音楽をつける時には、その映像にぴったり合うような曲を心がけているという。それを証明するかのように、DREAMS COME TRUEの音楽としてのクオリティーはもちろん、その映像を見た瞬間に頭の中に曲が一緒に流れるような印象的な楽曲を過去にも多く生み出してきている。
今回、"爽健美茶"とのコラボレーションから生み出された『IT'S ALL ABOUT LOVE』でもそれは変わることがない。ともなれば、CDで何度も聴きたいという気持ちを誘発するのもまた、当然の結果なのかもしれない。

7月からDREAMS COME TRUE本人も登場しているTV CMで流れていたこの曲は、同時期にスタートした"2002:monkey girl odyssey arena-mix"でも、アンコールで演奏されていた。そして、ツアーで各地を回るにつれ、それぞれのラジオ局にこの曲のリクエストが集まり始める。実はこの時点ではON AIR用の音源もなかったというから、今回のリリースがいかにリスナーの声に推される形で決定したかもうかがえる。
とはいえ、急遽のリリースでも、細部に至るまで、しっかりと作られているのもまたDREAMS COME TRUEらしい。
「『IT'S ALL ABOUT LOVE』っていう曲そのものを聴いたり、手にとってもらったり、見てもらったりしたかったというのがすごくあった。だからジャケットそのものにも愛情があるものにしたかったので、時間のない中で頑張って、みんなで作った」(中村)
という通り、オリジナルデジパック仕様のパッケージは、CDを手にし、ジャケットを開けるという楽しみをさらに倍増させてくれるあたたかみのあるものに仕上がっている。

そして、特筆すべきは、吉田美和自身が手がけた『IT'S ALL ABOUT LOVE』の日本語詩が掲載されていることだ。
「マサさんがみんなに伝えていくために、私が書いた日本語の言葉が欲しいということで、作りました。たとえば昔から、いろんないい洋楽にいい訳詩があったように、なんかそういう風に作れればいいな、っていうことだったので」(吉田)
「ビートルズとか、訳詩集だけでもいっぱい出てるじゃない? そういうものを吉田自身にぜひ作ってもらいたいっていうのがあった」(中村)
日本語詩完成以降はツアーのステージで『IT'S ALL ABOUT LOVE』演奏前に中村がリーディングでこの詩を披露し、大反響だったという。この曲が持っている「愛」の強さを英語のみならず、吉田自身の日本語で堪能できるのは、うれしいことである。

また、今回、DCT recordsからのリリースということも話題を呼んでいる。そもそもなぜレコード会社を設立したのだろうか。
「音楽の楽しさを伝えたくて、SALをきっかけにして、DCT recordsを吉田美和と作った。SALをどうやって、皆さんに伝えていこうかと思った時に、スタッフがちゃんと彼らの音楽を信じることができて、それを届けることが一番大切だと思ったのね。だったら、自分達でレコード会社を作って、僕と吉田の気持ちと同調してくれる仲間達と届けたいな、と」(中村)
今後、どんなリリースがなされていくのか、こちらも楽しみである。

デビュー当時から、一貫して「恋から愛まで。」を歌い続けているDREAMS COME TRUEだが、昨年の9/11のアメリカでの出来事以来、その意味をさらに問い続けるようになったという。そんな気持ちがたっぷりとこめられた『IT'S ALL ABOUT LOVE』。
「すべてはやっぱり愛なんだ」
この意味は、ぜひ9/19にCDを手にして、感じてみてほしい。