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disc-us [ディスカス]
vol.2 2001.05発売
THE MONSTER-universal mix- 特集

disc-us vol.2

THE MONSTER-universal mix-
serial code:VJCP-68300 / date of sale:2001.05.09
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Opening Theme〜the monster is coming〜
No Doubt〜such sweet love we shared〜
Honey-Bee
Go On, Baby!
Beautiful Beautiful
make me your own
Another Day Without You
FUNKA-MONSTER
New York Atlas
Nude Night
Crescent Moon
See You In My Dreams
come closer
dragonfly


『the Monster』から約二年。たかが二年なのに、感覚的にはもうそんなに経ったのかという想いが否めないのは、この間の音楽を取り囲む環境の変化が、我々に心理的な重圧を課しているようなところがあるからで、自分では否定していても、焦ってはいないか、慌ててはいないかと、最近とみに、ぼくの中でもう一つの声が囁く。
インターネットはむろんだが、携帯電話を通じての音楽配信だの、音楽がさも身近に、手軽に、大きな未来を引き連れてくるという甘い誘惑の数々が、日々、多くのメディアを通じて、我々を煽り立てるかのように報じられる。それらを享受しなければ、この世の中を生き抜いてはいけない、とでもいわんばかりの勢いでもある。
確かに、インターネットの未知なる時空は、我々と音楽との新しい接点に、無限の可能性を秘めているし、ドリームズ・カム・トゥルーも、その可能性に向けて意欲的だ。ただし、この『THE MONSTER-universal mix-』を聴きながら、真っ先に印象深く思えたのは、英語で歌われているからどうだとか、英語ヴァージョンだからどうだとか、そういうことよりも、どっしりと腰が座っていて、時代に根を這った音楽をこのアルバムが奏でていることだった。恐らくそれは、そうやって新しい試みに積極的だからこそ、音楽という行為への真っ当な鍛錬を疎かにはしない、という彼らの気持ちの表れではないか、と思う。
自分たちが、いま何をすべきか心にきしながら、焦らず、根気よく、丹念に、音楽という魔法への敬意を忘れることなく、鍛錬を重ねている彼らの近況と、新たな熱意とを、ぼくは、このアルバムから受け取っている。時代の疾風に足下をすくわれないように、しっかりと足腰を鍛えることに専念しているようで、そこがぼくには如何にもこの人たちらしい、と思う。

天辰保文