DCT-MAGAZINES
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シングルやアルバムの情報満載の「disc-us[ディスカス]」などをラインナップ。

disc-us [ディスカス]
vol.10 2005.10発売
JET!!!/SUNSHINE特集


disc-us vol.10

心が、よく動く。ドリカム品質、増量中。
JET!!!/SUNSHINE

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――『DIAMOND15』の時には『決戦は金曜日』へのオマージュ的に『朝日の洗礼』が生まれ、今回は『うれしい!たのしい!大好き!』の'05年版ということで、お二人の中で過去の曲と現在をつなげよう、というムードがあったりするんでしょうか。
中村:いや、『朝日の洗礼』はモロに『決戦は金曜日』のアンサー・ソングだけれども、『JET!!!』と『うれしい!たのしい!大好き!』に関しては、サウンドとして、あるいは……。
吉田:雰囲気。
中村:雰囲気、だね。
吉田:ストレートな、曲の持つ雰囲気っていうのかな。
中村:そうそうそう。ドリカム・フィラデルフィアというか、ドリカム・サルソウルの延長線上と、女性の「愛する気持ち」っていうか。そういう意味でこう表現できるのかなと思って、'05年版『うれしい!たのしい!大好き!』って言ってます。


――この曲では自転車のところで、ベルがリンリンと鳴ったりして。
吉田:そうそうそう。
中村:あのベルはね、7個ぐらい買ってきたんですよ。
吉田:オーディションに勝ち残ったやつなの。
中村:あれが一番、いい音だったんですよ。で、あれ吉田が鳴らしたんですよ。


――では『SUNSHINE』ですが、レゲトンを取り入れようと思われたきっかけは何だったんですか?
吉田:大好きなんですよ、レゲトンが。ねっ。
中村:吉田がね。
吉田:マサさんもでしょ。(中村さんを指して)70年代にソウル・ミュージックに出会ったときくらい、ハマっているんですよ。すんげえ聴いてる(笑)。
中村:聴いてるというか、聴かざるを得ないというか。
吉田:ほんとに、普通にスタジオに行くとき車で走ってても、信号待ちしてるとあちこちからレゲトンが聞こえるんだよね。もうね、席巻してますね、ニューヨークを。


――ニューヨークでは去年の夏ぐらいから、ですか?
吉田:去年ぐらいから、ですね。
中村:ブレイクしたのはね。でもレゲトンはもう、10年くらいかかってるんですよ。
吉田:10年とか、15年くらいとかだね。
中村:やっぱり、『SUNSHINE』という楽曲をパワフルなものにしたかったので。しかも秋から冬に向けての曲だから、シーンとしたものよりも、「冬にレゲトン!」みたいな感じで。すごく街にも合うリズムなんですよね。だから、レゲトンいいなあ、と思ってたんです。


――もう、お二人の中で「これをやりたい」と。
中村:それはもう、俺が。「レゲトンレゲトンレゲトン!!」と。

――違うカルチャーをバックボーンに持つサウンドを、ドリカムの音として融合してゆくのには難しさもありましたか?
中村:いや、うちって(根本的に)そうですよ。だってソウル・ミュージックもそうだし、ビートルズもそうだけど、ロックとかフォークとかっていうのはもう、アメリカのカルチャーじゃないですか。今回レゲトンがたまたま、ドミニカ共和国やプエルトリコの流れでニューヨークに来て。
吉田:ドミニカのラッパーの人に、すごい誉められたんですよ。「マジで、クールなトラックだ」って言われて。ね、マサさんね。
中村:たまたまスタッフに、レゲトンのアーティストがいたんですよ。
吉田:ラッパーで。
中村:嬉しいですよね、やっぱりね。


――これが、失恋の中から立ち上がっていく歌詩になったのは、やはりレゲトンの持つエネルギーとリンクしたからなんでしょうか。
吉田:最初に、もともとのテーマの「サンシャイン」っていうものがあったので。でもやっぱり私が書くのは手が届くようなこととか……。
中村:日常の風景だよね。
吉田:そう、日常の風景。それが、こんな風になったかなと思います。


――ではそれぞれの作品に関して、一言ずつお願いします。
吉田:「きくきくセット」は、やっぱりオマケが『WINTER SONG』ということもあり、DANCING SNOWFLAKES VERSIONに変更。っていうのも上がるヴァージョンなので、楽しんでいただけるんじゃないかなあと思います。

――次に「きくみるセット」で。
中村:これはドリカムを、ライヴを見たこともないし音楽も聴いたことのないという人が、入口として楽しめると思います。『(アマレット)』は大人の青春映画で、すごくいい映画ですし。今、『電車男』で話題の、我が高校の後輩、伊藤淳史くんが出ていますし。ダチョウ倶楽部の肥後さんもわたくしの役で出ていますんで、ぜひ、ドリカムの入門編として「きくみるセット」から始めて欲しいな、と思います。

――では『(アマレット)』のDVDに関してはどうですか?
吉田:そうだな、映画の上映が終わってからも、いろいろと「見たい」というお便りもいっぱいもらってて。やっとDVDとして皆さんに見てもらえる時がやってまいりましたので、これはもう思う存分、何度も巻き戻ししながら、ヤッさんの演技をチェックしてください! 安田康夫というのはどういう人なのか。
中村:いい人です、俺とは違って。
吉田:あのー、一挙手一投足から見ていただきたいですね、安田康夫の人となりをね。
中村:まあ特に、ライヴに来てくださった方には……25万人も来て下さって、そのライヴではアマレットのシーンがあったので。それで一体、全体は何なんや、というところがついにこれで見られる、と。あとはやっぱり、恋人同士でも、家族でも、安心して見られる純粋な恋愛映画なので。恋愛ていうか……。
吉田:これからの季節にぴったりだよねえ、考えてみたら。
中村:ぴったりだよね。
吉田:いい秋の夜長を過ごしていただけるんじゃないかな、と。それこそちょっと、ワインでも飲みながら、ね。
Interview & Text:NAMI SEZAWA

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